高校生とオンライン遠足🌊
マテリアルリサイクルの工場見学と勉強会を開催
IHRP (Interdisciplinary High School Research Program)の高校生を迎え、マテリアルリサイクルの工場見学と勉強会を開催しました。(2020年11月22日)
コロナウイルスの影響により来訪は叶いませんでしたが、オンライン遠足として出来る限り工程が分かるよう、事前に動画を準備して臨みました。伝えたいことが多すぎて、予定時間を超えていっぱいいっぱい話してしまいました。合わせて、今回の遠足は鳴門の海ごみに詳しいMEER様にお声かけし、浜辺からの実況と2局で開催。臨場感のある遠足になり、ご協力に感謝です。
主な内容は、廃プラスチックからマテリアルリサイクルへの過程と問題提起、実際に使用している機械類と工程を説明しました。次のステップとして製品製造方法による樹脂素材のグレードなどをお話しました。また、身近な素材の見分けとして自宅台所で使ってるラップフィルムはどれ?ということで、市販されているラップフィルムの種類や特性を見直しました。医療現場で使用されている点滴用のチューブも種類があり、見分けができるかな?と投げ掛けました。興味を持って聞いていただき感謝です。
今日の参加者は②プラスチックの回収・処理手法の最適化を探求するチームですが、他に①プラスチック製品の代替方法を探求するチーム、③プラスチックの海洋環境への影響の削減を考えるチームと分かれてそれぞれが切磋琢磨!新しい発信を考えてくれているそうです。今日の経験がその一助になれたら嬉しいです。
時間最後のグループワークの意見では、現在、やっと大人が施行、実行し始めた事が多く、たった2時間の学びでたどり着く彼らはスゴイと感心しました。次の一歩が待ち遠しいです。これからの成果は2月に国際会議2021横浜で発表されるそうです。是非見にいきたいと思います。
最後に伝えたい事は3つ
①意識を持って! 知識を全て得られていなくとも、常に意識を持って活動を続けてください。
②体験こそ全て! 誰かの評価は誰かの物差し。見て感じて知ったことは、自分しか得られていないチカラになります。
③高校生だから許される今! 今の君たちを大人は応援したくてたまりません。なぜなら「君たちがこれからを変えてくれる」と知っているからです。トライ&エラー恐れずに挑戦してください。